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専門家が語る!ピアノ教育の効果
発達障害者や高齢者にも効果を発揮するピアノ
ピアノを弾くことでADHD(注意欠損多動性障害)などの発達障害が改善されることも実証されています。
以前重度の自閉症のお子さんを小学校の普通学級に入れたいというご両親の希望を伺って、ピアノを提案したのですが、半年後には言葉が増えてきて、小学校1年生で全く問題なくついていくことができました。
その時はピアノだけでなくもう一つの訓練もしたので、何が一番効果があったのかは分かりませんが、ピアノができるお子さんにはお勧めしています。もしピアノ教室に障害児のお子さんが来たら、ぜひ彼らを受け入れて頂きたいです。
最初は5分間座って弾くところからでもいいんです。
また一般知能が高いと、環境適応能力が高いので不登校になりにくいです。
そのような能力を鍛えるにもピアノが1番良く、2番目は算盤、サッカーです。脳トレの中には良いのもありますが、面白くないと長く続きません。ピアノは上達していく面白さがありますね。
また高齢者でも6年間くらい楽器を演奏すると、衰退している部分の脳の大きさが保たれます。(ピティナ事典より・澤口先生インタビュー)
澤口 俊之 日本の生物学者、脳科学評論家。専門は認知神経科学、霊長類学、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授。
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